女帝をもっとも知らない女帝アドベントカレンダー参加者から見た女帝

はじめに

4月

11月

一体何が起こったのだろうか……。自分でもよく分からない。ところで、このツイートの「寄稿」は誤用ですね。申し訳ない。ちなみにLisp Advent Calendar 2012の原稿は書き上げて期日通りに公開しましたGarbage Collection Advent Calendar 2012 - Adventarの原稿はまだ終わってません。参加登録は終えているのであとは書くだけですね。書くだけですね!書くだけですね……。

これは女帝 Advent Calendar 2012の17日目の記事として書かれた、女帝こと[twitter:@yamashitam]とあまり接点のない私がなぜ女帝を認識し、私からTLでよく見かける女帝がどう見えているのか、というとりとめのない文章なので、何か有用だったり興味深かったりClojureに詳しくなったりすることはないと思われます。Clojureで書かれた女帝絡みのアプリケーションも含まれていません。また、タイトルは実在するGC本の人(Richard Jonesではない)カーネルハッカーとか欧州貴族とかメイドとかガチャピン先生とか呼ばれていて正直よくわからない人最年少コミッタ記録保持者(2012年12月現在)とは一切関係ありません。ご了承ください。

mikutterと女帝のこと

[twitter:@toshi_a]という人がいます。私はこの人をいつの間にかフォローしていて、いつフォローしたのか本当によく覚えていないのですが、この人がよくツイートする「mikutter」という単語が何を意味するのかはよくわかっていませんでした。しかし、それはこの人が書いたTwitterクライアントだと気づいた時、私はmikutterに興味を持ち、mikutterと関係のありそうな人を何人かフォローするようになりました。その頃からTLに女帝という単語が登場する頻度が急増したような気がします。それ以前から女帝という単語は見かけていたのですが、最近話題になった高飛車なアイドルの愛称か何かだと思って特に気にしていませんでした。

しかし、女帝という日常会話にはあまり登場しない単語が続けて何度も流れてくる上、フォローしている人の中でもプログラミングをしている人からよく言及されていることに気づくと、次第に「ひょっとしたらこれは私にとって注目すべきキーワードではないか」と思うようになりました。そこで調べたのが今年の春だったと思います。女帝とはソフトウェアの名前ではなく人の愛称であること、Twitterにポストしていて、[twitter:@yamashitam]がそのアカウントであることはその頃理解しました。

しかし、その時の私にはその人が何か特別な人には見えませんでした。よく覚えていませんが、最新ツイートの話題が食事や移動などだったんだと思います。もし「卒研でコンパイルOCRに取り組んでいる」とか、「言語処理系を作ろう系の本は電卓とか作らせてないで、まずRubyのparse.yを読ませればいいと思う」とか、「なんでみんなのパソコンはXeonじゃないの?」とか書いてあれば反応も違っていたと思いますが、そういう分かりやすいタイプの人ではありませんでした。

ただ、このツイートは当時Vim期だった私の印象に残りました。いや怒ってないし。全然怒ってないし。今はEmacs期だし。

情報科学若手の会と女帝のこと

情報科学若手の会というイベントがあります。この会は情報処理学会が開催するプログラミングシンポジウムの一つです。参加したことは一度もありませんが、フォローしている人の話を読む限り、意欲次第で多くを学ぶ機会になる印象があります。この会に学生がよく参加する大学とそうでない大学があり、私はどちらかと言うと後者の大学に通っているのですが、できたら在学中に参加したいと思っています。

夏休み中、ケータイでTwitterを見ているとフォローしている人、していない人、その人が書いたコードを読んだことのある人、ない人、様々な人が#wakate2012ハッシュタグでツイートしていました。その中でアナウンスしたり発言を紹介したり突っ込んだりしていたのが[twitter:@yamashitam]でした。幹事の一人として運営に参加していたそうで、女帝のふぁぼ爆撃で会場中(のスマホ)が震えているとか女帝が兄を「コンテンツ力がない」と罵倒しているとか不穏なツイートも目にしましたがすごく活動的な人なんだろうと思ったのはよく覚えています。

私から見た女帝のこと

そろそろまとめなければならないのですが、正直なところよくわかりません。情報系で、よく誰かと交流していて、学ぶ意思がしっかりした人という印象がありますが、なぜ女帝と呼ばれているのかわかりません。調べてみたら本人もわからないそうなのでずっとわからないままかもしれません。あと、大らかな人といった感じの評価を目にしたことがあります。コンテンツ力のダメ出しが厳しいといった感じの評価を目にしたこともあります。どういうことなんでしょうか……?

女帝のことは結局よくわかりませんでしたが、このイベントに投稿された他の文章を読むと、様々な人に親しまれ、あるいは慕われているように見えます。私には遠い存在のようにも思えますが、遠いと思っているのも私が心理的に壁を作っているだけですし、まあつまり来年は私もより活動的になりたいですね。

では、私はまたPyPyのコードに潜ります。これを読んでいるあなたも来年はPyPyのコードを読んでみるのはいかがでしょう。あるいは名前はどこかで見たけど使ったことはないプログラミング言語に挑戦する、気になっていたけど手を付けていない分野を学び始めるというのもいいかもしれませんね。 :-)

あなたが良い新年を迎えますように。